データは記録的速度で増大しています。それに伴い、多くの環境で、データの整合性を確保することが困難になりつつあります。 データが増えると、その分バックアップに時間がかかって多くのストレージが消費されることになります。 一般的に、バックアップ用に割り当てられているストレージ容量は限られているため、多くの組織はバックアップジョブの回数を減らしたり、バックアップの保存期間を短縮するなどの策を余儀なくされています。
本書では、重複除外の基本原理と、企業環境における重複除外のメリットについて説明します。 また、DRシリーズのアプライアンスとそのRapid Data Access(RDA)プラグインをNetVault Backup(NVBU)と併せて使用した場合のメリットを、NetVault SmartDiskをNetVault Backupと併せて使用した場合と比較することで明らかにします。