KACE SMAのソフトウェアライセンス管理機能は、環境内のWindows、Mac、Linux、UNIXシステムに関する詳細なソフトウェアインベントリを提供します。Microsoft App-Vを使用してインストールされたアプリケーションのインベントリも含まれます。バージョンの急増、命名と追跡メカニズムの不統一、複雑化するライセンス構成が原因となり、ソフトウェアライセンスの追跡は困難になっていますが、インベントリをApplication Catalogと照合すれば追跡の役に立ちます。
アプリケーションカタログには4億900万以上のソフトウェアエントリが含まれており、アプリケーションのバージョン、別名、標準化された発行元名、アプリケーションの分類などの情報が備わっています。そのため、アプリケーションがスタンドアロンモードでインストールされているか、大規模なソフトウェアスイートの一部としてインストールされているかを、KACE SMAソフトウェアライセンス管理およびIT資産管理ソフトウェアで識別できます。また、リテールライセンスとOEM購入ライセンスを区別することも可能です。KACE SMAとアプリケーションカタログの統合により、正確かつ確実にソフトウェア資産を検出、追跡、管理でき、ライセンスの使用を最適化して、コンプライアンスを実現できます。
KACE SMAソフトウェアライセンス管理およびIT資産管理ソフトウェアには多数のSAM機能もあり、一般提供状況、有効期限、およびメーカー希望小売価格の情報を表示することによって、ソフトウェア・ライセンス・コンプライアンスの維持や、未使用または十分に活用されていないアプリケーションの収集が可能で、ボリューム購入に関する交渉を効果的に進められるようになります。ソフトウェア資産グループを定義し、関連ライセンスをインストール件数と照合して追跡することが可能です。アプリケーションの今後のバージョンの追跡や、インストール済みライセンス数の監視は、アップグレード/ダウングレード権限の規定を含むレベルで、新しいバージョンが使用可能になった場合も実行できます。これは、ソフトウェアライセンス契約の管理に不可欠な機能です。また、また、ソフトウェアの使用状況を追跡し、使用していないソフトウェアをシステムからアンインストールして、ソフトウェアとそのライセンスを必要に応じて別のユーザに転送するか、これらのライセンスを次のベンダー購入契約から排除することでライセンスを収集することができます。このように、KACE SMAを使用することでお客様の組織がどれほどコストを削減できるのかをご確認ください。
KACE SMAソフトウェアライセンス管理機能を使用すると、ゲームや既知の脆弱性があるアプリケーションなどの望ましくないアプリケーションを、ワンクリックでブラックリストに登録できます。KACE SMAはエンドユーザーのシステム上でそれらのアプリケーションを実行できないようにして、未許可のソフトウェアがもたらすセキュリティ脅威や生産性への影響を排除します。また、レポートを実行して未許可のアプリケーションを検出し、簡単にアンインストールすることもできます。
KACE SMAソフトウェアライセンス管理機能では、レポート作成ウィザードを使用して、カスタムレポートを作成することも、内蔵のソフトウェア・ライセンスのコンプライアンスレポートを実行することもできます。内蔵またはウィザードベースのレポートを変更することも、SQLクエリを使用して独自のレポートを最初から作成することもできます。たとえば、特定の場所のオフィスにある特定のプログラムがインストールされたすべてのマシンを選択するコマンドを作成することができます。また、必要なステークホルダーにコンプライアンスレポートを定期的に送信するようKACE SMAに指示することもできます。レポートは、ソフトウェア資産の割り当てやソフトウェアライセンスのコンプライアンスの証明によりチームを支援します。レポートには、使用中のライセンスの数と購入済みライセンスの数に加えて、ライセンスの再割り当てにより削減できるコストが表示されます。