KACE SMAアプライアンス・インベントリ・ソフトウェア、およびIT資産およびIoTデバイス管理プラットフォームは、ネットワーク全体をスキャンして、接続されたすべてのデバイスを識別します。さらにKACE SMAは、Google APIを利用して、Windows、Mac、Linux、UNIXシステムのハードウェアとソフトウェアの詳細なインベントリに加え、Google APIを活用してChromebookのOSおよびハードウェアのインベントリも提供します。KACE SMAのネットワーク検出と資産インベントリ機能は、エージェントのインストールの有無にかかわらず実行できます*。SNMPなどのネットワーク・スキャン・プロトコルを使用すると、接続された非コンピューターデバイス(ネットワークデバイス、プリンタ、IP電話など)に関する有益なIT資産およびIoTデバイス管理情報も取得できるようになります。
KACE SMAは単一の構成管理データベース(CMDB)を使用して、導入から廃棄までの資産管理およびIoTデバイス管理を自動化します。これには、資産データの監査、追跡、コンプライアンス、および照合確認が含まれます。コンピューターおよびサーバに関する詳細なハードウェア検出とソフトウェアインベントリに加えて、非コンピューターデバイスのSNMPオブジェクト識別子の追跡も可能です(プリンタのトナー残量など)。すべての資産データはKACE SMAの補助的な機能(パッチ管理、アラート、サービスデスクなど)に統合されるので、資産のライフサイクルを通じて簡単に追跡できます。KACE SMAの資産管理には、共通の資産フィールドおよびソフトウェアのライセンスタイプが含まれ、資産関係の保存がすぐに利用できます。これにより、資産の変化による財務およびサービスへの影響を正確に追跡できます。
組織は、KACE SMAのアプライアンス・インベントリ・ソフトウェアとIoTデバイス管理機能を使用して、多くのハードウェアとソフトウェアの問題を合理化できます。正確な資産インベントリにより、ITチームは資産の場所を簡単に追跡することができ、適切に使用されていることを確認できます。また、ハードウェアの使用年数とオペレーティングシステムの互換性を追跡することができるので、資産のアップグレード、交換、破棄をより適切に計画およびスケジュールできます。ソフトウェアのインベントリも、アップグレードのタイミングを予算編成の目的で判断することだけでなく、不要なラインセンスの購入や不適切なラインセンス供与の発生を防ぐためにも役立ちます。
KACE SMAアプライアンス・インベントリ・ソフトウェアでは、デスクトップパソコン、ノートパソコン、プリンタ、サーバ、ストレージ、タブレット、周辺機器類など、すべてのデル製システムおよびデバイスの保証情報が自動で資産インベントリに格納されます。これにより、デル製デバイスの効率的なライフサイクル管理が可能になります。保証失効後のメンテナンスの回避や、古い資産の適切なタイミングでの廃棄によって、コストを削減できます。
*その他の機能(パッチ管理やソフトウェア配布など)に関してはエージェントのインストールが必要です。