KACEシステム管理アプライアンスの使いやすいWebインターフェイスを使用して、システム管理業務を効率的に管理できます。このWebインターフェイスには、インターネットに接続されたあらゆるデバイスからアクセス可能です。KACE SMAのダッシュボードでは、KACE SMAのすべての機能(インベントリ、ソフトウェア配布、サービスデスク、セキュリティなど)に関するカスタマイズ可能な情報を利用できます。そのため、お客様の役割にとって最も重要な情報を素早く簡単に確認できます。短期間での習得、導入、価値実現が可能なのは、タブとメニューベースの直感的なインターフェイスおよび一連の強力な管理機能が備わっているからです。管理機能には、Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)およびActive Directory(AD)との統合、ロールベースの権限、管理およびブロードキャストアラート、複数組織の管理、詳細なレポートとダッシュボード、電源管理などがあります。
KACE SMAのアプライアンスベースのアーキテクチャにより、プラグアンドプレイの導入が可能です。KACE SMAの物理アプライアンスまたは仮想アプライアンスをお客様のネットワークに接続するだけで、環境の管理を開始できます。LDAPやADなど、ディレクトリサービスとのリアルタイムの統合を通じて、導入を迅速に行えます。デバイスやユーザグループの作成と管理用に、既存のディレクトリサービスを使用可能です。また、ユーザの認証と許可用に使用すれば、シングルサインオンを実現できます。機能に関する権限とデバイスに関する権限を設定することで、KACE SMAの特定の機能やマシングループにアクセスできるユーザを厳密に管理できます。
KACE SMAは直感的なインターフェイスを備えており、新規のお客様用にWebベースのトレーニングが用意されているため、簡単に使用を開始できます。KACE SMAの各機能については、KACE SMAサポートサイトにガイドツアーも用意されています。また、管理コンソールでは、最新のアプライアンスバージョンにワンクリックでアップグレードできます。
KACE SMAのすべての機能を対象とする包括的で使いやすいレポート作成機能により、コンプライアンスの問題に対処し、効果的な資産管理を実現できます。90種類以上の一般的な標準レポートにアクセスするか、カスタムレポートを簡単に生成できるフレキシブルなウィザードベースのレポート作成ツールを使用してください。
強力なアラートエンジンにより、さまざまなアラートを設定不要で利用できます。また、直感的なポイント・アンド・クリックのアラートウィザードを使用すれば、ほぼすべてのイベントに対するアラートを作成できます(ハードウェアまたはソフトウェアの条件、IPネットワークスキャンの条件、資産のステータスなど)。特定の個人、配布リスト、全従業員、または全エンドユーザに対して、計画的なネットワーク停止などのイベントに関するアラートとレポートを送信可能です。事前設定した頻度(毎日、毎週、毎月など)で実行するようにスケジュール設定できるため、該当する個人が必要な情報を確実に受け取れます。
ITの運用効率を改善するさまざまな機能により、時間とコストを節約します。地域や機能などの条件に基づいて、単一のKACE SMA内に複数のKACE SMA環境を設定できます。複数のKACE SMA環境(組織)にわたるレポートを集約して、全体のレポートを作成できます。Wake On LAN機能を使用すると、業務時間外にパッチ適用やソフトウェア配布を実行しやすくなります。電源ポリシーの作成、強制、レポートを実施し、不必要なシステムを業務時間外にシャットダウンすることで、エネルギーコストを大幅に節約できます。