リカバリ、展開、プロビジョニングというシステムのあらゆるニーズに単一のソリューションで対応できるため、作業時間が短縮され、複雑な作業がシンプルになります。KACE Systems Deployment Appliance(SDA)には、システムのリカバリと展開、統合レポート作成機能、ネットワークスキャナーなど、KACE SDAのすべての機能を直感的に操作できるセキュアなWebベースのコンソールが搭載されています。この使いやすいリモート管理ツールには、Web対応のワークステーションで、どの場所からもアクセスできます。
統合されたレポート作成機能を通じて、システム展開とアプライアンス管理をシンプル化できます。KACE SDAには、展開済みのシステム、キャプチャされたイメージ、スクリプト形式のインストールなどに関する、事前設定済みのレポートが用意されています。これらのレポートは、.htmlファイルまたは.csvファイルの形式で保存できます。さらに、サードパーティのODBC互換レポート作成ツール(SAP® Crystal Reports®など)を利用して、アプライアンスが収集した情報を分析することもできます。
完全なエージェントレス設計により、展開およびメンテナンスのコストを削減します。あらゆる展開アクティビティを、内蔵の展開ライブラリからネットワークを介してリモートで実行します。常に正しいイメージを各ターゲットシステムに確実に展開できるため、ユーザの生産性と満足度が向上します。
インターネット制御通知プロトコル(ICMP)ベースのpingおよびポートスキャンによるネットワークスキャン機能、またはKACE Systems Management Applianceの検出機能を使用して、展開可能なシステムを簡単に検出できます。マシン上のすべてのプラグアンドプレイデバイスを識別し、ターゲット・オペレーティング・システムとのドライバの互換性を表示します。
プロビジョニングが正常に行われないシステムや損傷したシステムを現場に出向いて修復する必要がなくなれば、展開のコストと時間を削減できます。KACE SDAでは、起動できない損傷システムをリモートでローカル・ハード・ドライブにリカバリすることが可能です。
システムリカバリも非常に簡単です。KACE SDA Boot Environment(KBE)を使えば、管理者はWindows®プラットフォーム上でさまざまなリカバリタスクを実行できます。またKACE SDA Mac OS X NetBoot環境を利用すれば、Macシステムを簡単にリカバリできます。直感的なFinderインターフェイスから、探索、診断、および修復対象のシステム部品を簡単に選択できます。
技術者を設置場所に派遣して作業させるというコストも時間もかかる方法はやめて、リモートコントロールによるリカバリに切り替えましょう。KBEおよびMac® OS X® NetBootには、WebベースのKACE SDAアプライアンスコンソールから、内蔵のVNCサーバ経由でリモートアクセスできます。