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IT Security Search

分散したITデータをインタラクティブな検索エンジンに関連付ける。目に見えないものを見えるようにすることは、ITにとって挑戦と言えるでしょう。オンプレミスとクラウドのさまざまなソースから何十億ものイベントを収集して確認する必要があるため、関連するデータを見つけてその意味を理解するのは大変なことです。また、システム内外でセキュリティ侵害が発生した場合、侵入ルートやアクセスされたデータを特定できるかどうかで結果が大きく変わります。

IT Security SearchはGoogleのようなIT検索エンジンです。IT管理者やセキュリティチームによる、セキュリティインシデントへの迅速な対応とイベントフォレンジックの分析を可能にします。このツールのWebベースのインターフェイスは、多くのQuestセキュリティ&コンプライアンスソリューションからの多様なITデータを単一のコンソールで関連付け、以下の作業をこれまで以上に簡単に行えるようにします。

  • 情報のサイロ間で分散した重要なITデータの検索、分析、維持にまつわる複雑さを低減する
  • リアルタイムで確認できるようにすることで、セキュリティ調査とコンプライアンス監査をスピードアップする
  • アウテージやセキュリティ侵害が生じた場合に、問題のトラブルシューティングを広範囲にわたって行う
  • ロールベースのアクセスを設定し、監査担当者、ヘルプデスクのスタッフ、IT管理者などの関係者に必要なレポートを厳密に過不足なく提供できるようにする
IT Security Search

特長

Enterprise ReporterChange AuditorInTrustRecovery Manager for ADActive RolesなどのQuestソリューションの一部として利用できるIT Security Searchは、データを抽出して1つのコンソールに表示します。その画面から、オンプレミスまたはハイブリッド環境におけるすべてのアクティビティの確認や対処を簡単に行うことができます。

状態ベースのデータ

  • ユーザ、コンピュータおよびグループ情報、直接およびネストされたグループメンバーシップ、OUおよびファイル/フォルダのアクセス許可、所有権などに関する重要な情報を、オンプレミス、Azureおよびハイブリッド環境全体でEnterprise Reporterを使用して把握します。ITチームがセキュリティの状態を包括的に理解できるようにします。
  • Active Rolesの仮想属性、動的グループのメンバー、一時グループのメンバー、管理ユニットを表示します。

リアルタイムセキュリティ監査

  • オンプレミスかOffice 365やAzure Active Directory(AD)かを問わず、重要なオブジェクトや機密データへの変更に関する情報を、Change Auditorを使用してリアルタイムで検索します。
  • Active Rolesを介して変更が開始された場合であっても、ADを実際に変更したユーザ情報をネイティブ監査データに付け加えます。

ログの収集とアーカイブ

ネイティブのログ(Windowsサーバ、UNIX/Linux、ワークステーションなど)だけでなく、さまざまな企業ネットワーク上にあるサードパーティのログも、InTrustを使用して収集します。

圧縮率の高い、インデックス化したオンラインリポジトリ

コンプライアンスやセキュリティのために、InTrustを使用して長期間のイベント・ログ・データやその他のサーバデータでフルテキスト検索を行い、イベントの特定にかかる時間を削減することができます。

オブジェクトのリカバリ

Recovery Manager for ADを使用して、どのADオブジェクトが変更されたかを見つけ出し(変更前後の値を含む)、数回のクリックで復元します。

ツアー

イベント
ファイル
ユーザ
コンテキストフィルター
フォレンジックなインシデント対応
イベント

イベント

ファイルとフォルダ上で行われたすべての処理を確認できます。

仕様

互換性

このバージョンのIT Security Searchでサポートしているデータ提供システムのバージョンは、以下の通りです。

  • InTrust 11.4.1、11.4、11.3.2、11.3.1、11.3
  • Change Auditor 7.1、7.0.4、7.0.3、7.0.2、7.0.1、7.0、6.9.5、6.9.4、6.9.3、6.9.2、6.9.1、6.9
  • Enterprise Reporter 3.2.1、3.2、3.1、3.0
  • Recovery Manager for Active Directory 10.1、10.0.1、10.0、9.0.1、9.0、8.8.1
  • Active Roles 7.4.1、7.4、7.3.2、7.3.1、7.2.1、7.2、7.1
ソフトウェア要件
  • オペレーティングシステム:
    • Microsoft Windows Server 2019
    • Microsoft Windows Server 2016
    • Microsoft Windows Server 2012 R2
    • Microsoft Windows Server 2012
    • Microsoft Windows Server 2008 R2
  • 追加ソフトウェア:
    • Microsoft .NET Framework 4.7.2以降
    • Microsoft Windows PowerShell 3.0以降
    • Microsoft SQL Server 2012以降(すべてのエディション)。これは、内部構成管理のために必要なIT Security Search Warehouseコンポーネントの要件です。

Recovery Manager for Active Directoryコネクタに必要とされる追加の要件:

  • Windows PowerShellでのリモートコマンドの有効化。詳細については、https://technet.microsoft.com/en-us/magazine/ff700227.aspxを参照してください。
  • PowerShellスクリプトの実行ポリシーはRemoteSignedに設定する必要があります。実行するコマンドレット: Set-ExecutionPolicy RemoteSigned

Active Rolesコネクタに必要とされる追加の要件:

  • Active Roles管理ツール
  • PowerShellスクリプトの実行ポリシーはRemoteSignedに設定する必要があります。
ブラウザの互換性

IT Security SearchのWebインターフェイスが正しく機能するブラウザは、以下の通りです。

  • Microsoft Edge
  • Microsoft Internet Explorer 11以降
  • Google Chrome 72.0以降
  • Mozilla Firefox 65.0以降

サポート対象のモニタの解像度は1024 x 768以上です。

ハードウェア要件
  • CPU: 6コア以上。16コアを推奨
  • RAM: 8 GB以上。16 GB以上を推奨
  • ディスク: 200 GB(SSDを推奨)。データ量に応じてインデックスのサイズが変わるため、Enterprise Reporterが処理するデータ量によって必要なディスク容量は大きく変わります。Change AuditorおよびInTrustデータのインデックスは、それぞれのシステムで使用しているデータストアに格納されているため、IT Security Searchを実行しているコンピュータのディスク領域をまったく使いません。
  • 仮想マシンに導入する場合、前述のCPUおよびメモリ要件を必ず満たし、仮想マシンのホストに過剰な負荷がかからないようにしてください。

IT Security Searchのインストールに対するディスク要件については、 IT Security Searchのサポートページをご覧ください。

サポートとサービス

製品サポート

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サポートサービス

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