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Enterprise Reporter for File Storage Analysis

効率的なファイルストレージ分析とレポート作成でキャパシティプランニングを簡単に実行します。Enterprise Reporter for File Storage Analysisは、Windowsファイルサーバやネットワーク接続ストレージ(NAS)、ストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)といったさまざまなデバイスにおけるストレージ容量と割り当ての分析、レポート作成、および管理を行うためのスケーラブルなソリューションです。事前定義されたカスタマイズ可能なレポート作成ツールによって、キャパシティプランニングと移行前分析の実行、およびストレージポリシーの適用を簡単に行えます。これにより、ストレージ要件についてプロアクティブに対応できるようになるため、IT部門の生産性が高まり、限られた予算をより効率的に活用できるようになります。

また、Enterprise Reporter Suiteを使用すれば、オンプレミス環境全体を可視化して、ハイブリッドなMicrosoft環境を全面的に保護できます。

Introduction to Enterprise Reporter for File Storage Analysis 02:47

特長

移行および統合プロジェクトの準備

ストレージの移行および統合プロジェクトの準備として、未使用のファイル、孤立したファイル、ストレージ使用ポリシーに違反しているファイルなどを特定し、プロジェクトの対象から除外できます。

使用状況のレポートを作成

サーバ、共有、所有ユーザ、コンテンツタイプなどを基準に、ファイル・ストレージ・リソースの割り当てと使用状況を調べます。この情報を使用して、ポリシーの適用や部門ごとのチャージバックが行えます。

キャパシティプランニングとアラート

これまでの傾向と今後の予測に基づいて、将来のストレージ拡張の計画を行います。Windowsファイルサーバおよびネットワークファイラーの空き容量が指定のレベルに達したときに、通知が行われるように設定できます。

拡張性に優れたデータ収集

あらゆる規模のストレージ環境に合わせて拡張できます。収集のスケジュールをオフピーク時に設定し、データ収集がネットワークおよびサーバのパフォーマンスに及ぼす影響を最小限に抑えます。さらに、分散型の収集アーキテクチャを利用することで、負荷を分散します。

カスタマイズ可能なレポート

効率的で効果的なデータ分析を実行し、事前に定義されたレポートの使用や、属性を追加した新規レポートの作成を通じて、組織固有の情報ニーズを満たします。高度なフィルタリング機能を使用して、あらゆるレポートをカスタマイズできます。フォーマットも、PDF、HTML、MHT、RTF、XLS、XLSX、CSV、テキスト、画像などが選べます。

レポート作成ワークフローの自動化

レポート作成の自動化と柔軟な配信スケジュールによって、関係者は必要なときに必要なレポートを確実に得られるようになります。

ツアー

仕様

メモリ
  • 最小: 16 GB RAM
  • 推奨: 16 GB RAM
プロセッサー
  • インテルまたはAMDの2 GHzマルチプロセッサー(2コア以上)
  • 64ビットプロセッサー
ハードディスク容量

ディスク容量の要件は、インストールするEnterprise Reporterのコンポーネントごとに異なります。

  • サーバ: 10 GB
  • Configuration Manager: 2 GB
  • Discovery Node: インストールファイル用に10 GB、それに加えて検出処理用に10~100 GB。必要な容量は、収集するデータの量によって異なります。
  • Report Manager: 10 GB
  • データベースのサイズは、収集するデータの量によって異なります。
  • 共有データの場所として使用するファイル共有では、収集したデータを保存するための容量が必要になります。必要な容量は、収集するデータの量によって異なります。
  • ディスクの総容量(すべてのコンポーネントを同じシステムにインストールする場合): 100 GB

Enterprise Reporterコンポーネントでは、次のオペレーティングシステムがサポートされています。

注意: サーバやコンソールをドメインコントローラーにインストールすることは推奨しません。

コンピュータ
  • Windows Server® 2016
  • Windows Server® 2012 R2
  • Windows Server® 2012
  • Windows Server® Core 2012 R2
  • Windows Server® Core 2012 R2クラスタ
  • Windows Server® Core 2012
  • Windows Server® Core 2012クラスタ
  • Windows Server® 2008 R2 Service Pack 1
  • Windows Server® Core 2008 R2 Service Pack 1
  • Windows Server® Core 2008 R2 Service Pack 1(64ビット)クラスタ
  • Windows Server® 2008 Service Pack 2(64ビット)
コンピュータ
  • Windows Server® 2016
  • Windows Server® 2012 R2
  • Windows Server® 2012
  • Windows Server® 2008 R2 Service Pack 1
  • Windows Server® 2008 Service Pack 2(64ビット)
  • Windows® 10
  • Windows® 8.1
  • Windows® 8(64ビット)
  • Windows® 7 Service Pack 1(64ビット)
  • Windows Vista® Service Pack 2(64ビット)
コンピュータ
  • Windows Server® 2016
  • Windows Server® 2012 R2
  • Windows Server® 2012
  • Windows Server® Core 2012 R2
  • Windows Server® Core 2012 R2クラスタ
  • Windows Server® Core 2012
  • Windows Server® Core 2012クラスタ
  • Windows Server® 2008 R2 Service Pack 1
  • Windows Server® Core 2008 R2 Service Pack 1
  • Windows Server® Core 2008 R2 Service Pack 1(64ビット)クラスタ
  • Windows Server® 2008 Service Pack 2(64ビット)
ドメイン機能レベル
  • Windows Server® 2016機能レベル
  • Windows Server® 2012 R2機能レベル
  • Windows Server® 2012機能レベル
  • Windows Server® 2008 R2機能レベル
  • Windows Server® 2008機能レベル
  • Windows Server® 2003 R2機能レベル
コンピュータ
  • Windows Server® 2016
  • Windows Server® 2012 R2
  • Windows Server® 2012
  • Windows Server® Core 2012
  • Windows Server® 2008 R2 Service Pack 1
  • Windows Server® Core 2008 R2 Service Pack 1
  • Windows Server® 2008 Service Pack 2(64/32ビット)
  • Windows Server® 2003 R2 Service Pack 2(64ビット)
  • Windows Server® 2003 R2 Service Pack 2(64/32ビット)
  • Windows® 10
  • Windows® 8.1
  • Windows® 8(64/32ビット)
  • Windows® 7 Service Pack 1(64/32ビット)
  • Windows Vista® Service Pack 2(64/32ビット)
  • Windows® XP Professional Service Pack 3(64/32ビット)
ネットワーク接続ストレージ(NAS)デバイス
  • Dell FluidFS 6.0
  • Dell FluidFS 5.0
  • NetApp® Filer - Data ONTAP® 8.x~9.x以降(Cluster-Modeはバージョン8.2からサポートされます)
  • EMC Isilon OneFS(コレクションでは、有効な証明書によるIsilonとのセキュアな接続が必要です)
  • EMC VNX 7.1.47.5 X(Windows Serverとしての収集によってサポートされています)
  • EMC VNX 7.0.35.3 X(Windows Serverとしての収集によってサポートされています)
コンピュータ
  • Windows Server® 2016
  • Windows Server® 2012 R2
  • Windows Server® 2012
  • Windows Server® Core 2012
  • Windows Server® 2008 R2 Service Pack 1
  • Windows Server® Core 2008 R2 Service Pack 1
  • Windows Server® 2008 Service Pack 2(64/32ビット)
  • Windows Server® 2003 R2 Service Pack 2(64ビット)
  • Windows Server® 2003 R2 Service Pack 2(64/32ビット)
  • Windows® 10
  • Windows® 8.1
  • Windows® 8(64/32ビット)
  • Windows® 7 Service Pack 1(64/32ビット)
  • Windows Vista® Service Pack 2(64/32ビット)
  • Windows® XP Professional Service Pack 3(64/32ビット)
ネットワーク接続ストレージ(NAS)デバイス
  • Dell FluidFS 6.0
  • Dell FluidFS 5.0
  • NetApp® Filer - Data ONTAP® 8.x~9.x以降(Cluster-Modeはバージョン8.2からサポートされます)
  • EMC Isilon OneFS(コレクションでは、有効な証明書によるIsilonとのセキュアな接続が必要です)
  • EMC VNX 7.1.47.5 X(Windows Serverとしての収集によってサポートされています)
  • EMC VNX 7.0.35.3 X(Windows Serverとしての収集によってサポートされています)
SQL Serverインスタンス
  • SQL Server® 2017
  • SQL Server®クラスタ
  • SQL Server® 2016
  • SQL Server® 2014
  • SQL Server® 2012
  • SQL Server® 2008 R2
  • SQL Server® 2008 Service Pack 2
  • SQL Server® 2005 Express Service Pack 3
  • SQL Server® 2005 Service Pack 3
Exchange Server
  • Exchange Online™
  • Exchange® 2016
  • Exchange® 2013
  • Exchange® 2010
  • Exchange® 2007
  • Exchange®混在モード(2007-2010、2010-2013、2007-2013)

Active Directoryの検出ターゲットとして、次のActive Rolesバージョンがサポートされています。ご使用のActive Rolesバージョンのハードウェア要件およびソフトウェア要件については、Active RolesのWebサイトを参照してください。

  • Active Roles 7.2.1
  • Active Roles 7.1.2
  • Active Roles 7.0.4
  • Active Roles 7.0.2
  • Active Roles 6.9.0

Enterprise Reporterは、次のIT Security Searchバージョンに検出情報を送信するように設定できます。ご使用のIT Security Searchバージョンのハードウェア要件およびソフトウェア要件については、IT Security SearchのWebサイトを参照してください。

  • IT Security Search 11.4
  • IT Security Search 11.3

Enterprise Reporterデータベースでは、次のSQL Server®バージョンがサポートされています。ご使用のSQL Server®バージョンのハードウェア要件およびソフトウェア要件については、Microsoft®のWebサイトを参照してください。

  • SQL Server® 2017
  • SQL Server® 2016
  • SQL Server® 2014
  • SQL Server® 2012
  • SQL Server® 2008 R2
  • SQL Server® 2008 Service Pack 2
  • SQLのクラスタとデータベースミラーリングを既存の環境で利用できます(以下を含む)。
    • SQL Server® 2016のAlways On
    • SQL Server® 2014のAlways On
    • SQL Server® 2012のAlways On

SQL Server証明書の使用

証明書によるSQL Server接続のSSL暗号化

Enterprise Reporterは、SQL Server®インスタンスと連動するように設定できます。Enterprise Reporterと連動しているときの通信の安全性を確保するため、SQL Serverへの接続を介して送信されるデータを、SSL証明書を使用して暗号化することができます。

この暗号化を設定するために必要な手順は、以下の通りです。

  • Microsoft管理コンソール(MMC)を使用する場合:
    • SQL Server®のホストコンピュータ用の証明書スナップインをインストールします
    • SQL Server®のホストコンピュータに証明書をインポートします
  • SQL Server Configuration managerを使用する場合:
    • 証明書を使用するようにSQL Server®を設定します
    • 暗号化を実行するようにSQL Server®を設定します
  • SQL Server®のホストコンピュータを再起動します
  • SQL Server®と通信を行う必要がある、以下のようなEnterprise Reporterコンピュータすべてに証明書をインポートします
    • Enterprise Reporterサーバのホストコンピュータ
    • Enterprise Reporterノード
    • Enterprise Reporter Configuration Managerのホストコンピュータ
    • Enterprise Reporter Report Managerのホストコンピュータ
  • ホストコンピュータにEnterprise Reporterをインストールします

Enterprise Reporterでは次のソフトウェアが必要です。

  • Microsoft®.NET Framework 4.6
  • Microsoft®.NET Framework 4.0(フル)
  • Microsoft®.NET Framework 3.5 Service Pack 1
  • Microsoft® Excel®(スプレッドシートとしてエクスポートされたレポートの表示に必要)
  • Microsoft® Excel® 2010
  • Microsoft® Excel® 2013
  • PowerShell™ 3.0

Active Rolesで必要なソフトウェア

Active Rolesの情報を収集するには、Enterprise Reporter Configuration ManagerがインストールされているコンピュータおよびEnterprise Reporterノードがインストールされているコンピュータに以下のソフトウェアが必要です。

  • ADSIプロバイダ(バージョンがActive Rolesのバージョンと一致すること)

詳細およびインストールの手順については、『Active Roles Quick Start Guide(Active Rolesクイック・スタート・ガイド)』を参照してください。さらに、以下の点を考慮することも必要です。

  • Enterprise ReporterドメインとActive Rolesドメインの間の信頼関係を確立する必要があります。
  • Active Roles検出機能で使用する資格情報で、Active Rolesドメインにアクセスできることが必要です。

Exchangeで必要なソフトウェア

Exchange® 2007の情報を収集する場合は、さらに以下の点を考慮することも必要です。

  • Exchange® 2007管理ツールを、Enterprise Reporterノードがインストールされているコンピュータにインストールする必要があります。これらの管理ツールはExchange 2007組織と同じフォレスト内に配置します。
  • Enterprise Reporterノードがインストールされているコンピュータを、ターゲットのExchange® 2007ドメイン内に配置することを強くお勧めします。

Exchangeメールボックスのフォルダを収集する場合は、さらに以下の点を考慮することも必要です。

  • Exchangeの組織において、偽装の設定をする必要があります。ロールの割り当てを設定するには、Exchange Serverの文書を参照するか、以下の方法を使用します。
    • Powershellを使用して割り当てを追加できます。
      New- ManagementRoleAssignment–
      Name: impersonationAssignmentAdministrator-
      Role: ApplicationImpersonation –User:Administrator
    • あるいは、ApplicationImpersonationロールが割り当てられたAdministratorロールを作成し、必要なアカウントをメンバーとして追加できます(または、既存のAdministratorロールにApplicationImpersonationロールを割り当てることができます)。

OneDriveで必要なソフトウェア

OneDriveの情報を収集する場合は、さらに以下のソフトウェアが必要です。

  • Microsoft SharePoint Online Management Shell

注意: OneDriveの構成設定を収集するノードマシンには、PowerShell 3.0およびMicrosoft SharePoint Online Management Shellが必要です。

注意: さらに、OneDriveの構成設定を正常に収集するには、SharePoint Onlineサービスとの間に認可された接続を確立する必要があります。テナントで使用する資格情報の指定を許可するには、テナントのLegacyAuthProtocols設定が有効化されている必要があります。テナントにこれを設定するには、Microsoft SharePoint Online Management Shellを使用して、次のコマンドを実行します。Microsoft SharePoint Online Management Shellがインストールされているいずれかのノードマシンで、この処理を実行する必要があります。

Set-ExecutionPolicy -Scope Process -ExecutionPolicy RemoteSigned

Import-Module -Name Microsoft.Online.SharePoint.PowerShell

Connect-SPOService -Url "<full tenant name>"

Set-SPOTenant -LegacyAuthProtocolsEnable $True

Disconnect-SPOService

Azureで必要なソフトウェア

Azureの情報を収集する場合は、さらに以下のソフトウェアが必要です。

  • Windows PowerShell用Microsoft Azure Active Directoryモジュール

注意: Windows PowerShell用Microsoft Azure Active Directoryモジュールは、ノードマシンでAzureユーザの多要素認証の属性を収集するために必要です。

Enterprise Reporterのサーバとノードには、次のサービスが必要です。

  • Net.TCPポート共有

検出ターゲットでコレクション用に次のサービスを有効化する必要があります。

  • Remote Registry
  • Windows Management Instrumentation(WMI)

詳細については、リリースノートを参照してください。

サポートとサービス

製品サポート

製品のインストール、設定、トラブルシューティングに、セルフサービスツールをお役立てください。

サポートサービス

お客様固有のニーズにお応えできるよう、さまざまなレベルのサポートをご用意しています。

プロフェッショナルサービス

オンサイトやリモートサイトで提供されている幅広いサービスの中から、お客様のニーズに合ったものをお選びください。