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Coexistence Manager for Notes

ユーザ同士のシームレスで安全なコラボレーションを可能にし、移行をシンプル化します。Coexistence Manager for Notesは、IBM® Lotus Notes®とMicrosoft® Exchange間のシームレスなコラボレーションを可能にし、NotesとExchangeの共存期間全体にわたってビジネスの生産性を維持します。NotesとExchangeのディレクトリ(ユーザ、グループ、リソース)を同期して、ユーザのコラボレーションを維持できます。また、プラットフォーム間で空き時間情報のクエリを有効にすることもできます。作業のし忘れや遅延のリスクを軽減するため、定期的なミーティングやアクティブなメールを含めたEメールや予定表データの正確性を維持することも可能です。

新機能 — Coexistence Manager for NotesでExchange Server 2019がサポート対象になりました。
Coexistence Manager for Notes

特長

アクティブなメールの処理

Exchangeユーザは、Outlookクライアント上で高度なフォーマット設定やリアルタイムのNotesのコンテンツを利用できます。この機能には、暗号化、埋め込み型ボタン、ホットスポット、折りたたみ可能なセクション、タブ形式のテーブルなどが含まれます。Coexistence Manager for Notesを使用しない場合、Outlookにアクティブメール機能が表示されず、処理も不可能なため、真の共存を行うことはできません。

IBM Domino®データベースは不要

共存中は、Dominoデータベースを追加して、セットアップ、アクセス制御、メンテナンスを行う必要はありません。

拡張性

Coexistence Manager for Notesの複数のインスタンスを導入すると、拡張性の向上に加えて、ロードバランシングとフェールオーバーを改善できます。

ディレクトリの同期

NotesとExchange 2010/2013/2016/2019間のディレクトリを同期すると、メールボックスの場所に関係なく、ユーザ、グループ、リソースの共通リストを表示できます。

空き時間情報への接続

NotesとExchange 2003/2007/2010/2013/2016/2019、Office 365とホスト型Exchange間に空き時間情報のクエリを提供すると、メールボックスの場所に関係なく、ミーティングの設定や同僚のスケジュールの確認ができます。

予定表の共有

プラットフォーム間で送信する場合でも、カスタム設定の繰り返し送信される予定表の招待状が正確に処理されます。これにより、Notesユーザおよび Exchangeユーザは、自分のメールボックスの場所にかかわらず、他のユーザと連携してミーティングを設定することができます。

リンクの追跡

Notesの文書に埋め込まれたEメールのリンクが共存期間も引き続き正確に動作し、ビジネスの生産性を維持します。

仕様

サポート対象のDominoサーバのバージョン
  • ディレクトリコネクタ: 6.5.1 –6.5.6、7.0.0 –7.0.4、8.0.0 –8.0.2、8.5.0 –8.5.3、9.0.0 –9.0.1、10.0.0 –10.0.1、11.0.0–11.0.1 –11.0.1、12.0.0 –12.0.1
  • メールコネクタ: 6.5.1 –6.5.6、7.0.0 –7.0.4、8.0.0 –8.0.2、8.5.0 –8.5.3、9.0.0–9.0.1、10.0.0 –10.0.1、11.0.0 –11.0.1、12.0.0 –12.0.1
  • 空き時間情報コネクタ: 6.5.1 –6.5.6、7.0.0 –7.0.4、8.0.0 –8.0.2、8.5.0 –8.5.3、9.0.0 –9.0.1、10.0.0 –10.0.1、11.0.0 –11.0.1、12.0.0 –12.0.1
サポート対象のNotesクライアントのバージョン(エンドユーザのワークステーション)
  • ディレクトリコネクタ: (NA)
  • メールコネクタ: 6.5.1 –6.5.6、7.0.0 –7.0.4、8.0.0 –8.0.2、8.5.0 –8.5.3、9.0.0 –9.0.1、10.0.0 –10.0.1、11.0.0 –11.0.1、12.0.0 –12.0.1
  • 空き時間情報コネクタ: 6.5.1 –6.5.6、7.0.0 –7.0.4、8.0.0 –8.0.2、8.5.0 –8.5.3、9.0.0 –9.0.1、10.0.0 –10.0.1、11.0.0 –11.0.1、12.0.0 –12.0.1
ディレクトリコネクタの要件:
  • DominoサーバへのLDAP読み取り/書き込みアクセス権(コネクタのクエリとデータ転送用に必要)。Dominoへのアクセスに使用するアカウントには、Dominoサーバ上にあるnames.nsfデータベースでの追加および削除のアクセス権が必要です。これを設定するには、CMNユーザガイドの第2章、DCの設定手順のステップ2を参照してください。
  • セカンダリアドレス帳に書き込むためのLDAP設定。Notesディレクトリアシスタンス(DA)を使用して、選択したアドレス帳にLDAP書き込みを指示することができます。多くの組織では、アップデートを分離し、本番NABを直接アップデートしないようにするため、このアプローチが好まれます。このようにNotesを設定するには、CMNユーザガイド第2章(DCの設定手順)を参照してください。
  • Domino 6.5.xの場合のみ、LDAPの書き込みに対する制約の確認を無効にする必要があります
    CMNメールコネクタの要件:

    Domino 6.5.1~6.5.6システム(のみ): CMNと既存のDomino 6環境間のブリッジヘッドとして機能するようにDomino 7または8サーバを設定することにより、DominoとCMNメールコネクタ間の通信を改善します。

    CMN空き時間情報コネクタには、QCalConサーバのタスクをホストするDominoサーバが1台必要:
    • QCalConは、Windows OS上で動作するDominoサーバで実行する必要があります。
    • Windows® Management FrameworkのコンポーネントとしてMicrosoft® PowerShell 2.0以降(32/64ビット)が必要になります。追記: 環境によっては、リモートPowerShellを使用してPowerShellレイヤを有効にするために、以下のコマンドが必要になる場合があります。
      • get-execution policy unrestricted
    • 4 GBメモリ、2コア以上のプロセッサーを使用することをお勧めします。
    Exchange Server
    • ディレクトリコネクタ: Exchange 2010(RTM SP1 SP2またはSP3)、Exchange 2013(RTMまたはSP1)、CASアレイ(Exchange 2013 RTMまたは2010 RTM、SP1、SP2またはSP3)、Exchange 2016(RTM)、Exchange 2019(RTM)
    • メールコネクタ: Exchange 2010(RTM SP1 SP2またはSP3)、Exchange 2013(RTMまたはSP1)、CASアレイ(Exchange 2013 RTMまたは2010 RTM、SP1、SP2またはSP3)、Exchange 2016(RTM)、Hosted Exchange(Office 365)、Exchange 2019(RTM)
    • 空き時間情報コネクタ: Exchange 2010(RTM SP1 SP2またはSP3)*、Exchange 2013(RTMまたはSP1)、CASアレイ(Exchange 2013 RTMまたは2010 RTM、SP1、SP2またはSP3)、Exchange 2016(RTM)、Hosted Exchange(Office 365)、Exchange 2019(RTM)

    *CMNの空き時間情報コネクタは、ホスト型モードでのExchange 2010の実行をサポートしていません。

    CMNディレクトリコネクタの要件:

    ExchangeユーザアカウントにExchange表示限定管理者(Exchange 2007)または組織管理(Exchange 2013または2010)のメンバーシップを付与する必要があります。このユーザをWindowsドメインのACLに追加し、「このオブジェクトとすべての子オブジェクト」を適用先として「すべての子オブジェクトの作成/削除」権限を付与する必要があります(ドメインオブジェクトの「プロパティ」 | 「セキュリティ」タブ | 「セキュリティの詳細設定」 | 「編集」)。

    Exchange ServerのOSは英語版を使用する必要があります。英語版以外の場合、CMNディレクトリコネクタのマッピングファイルを手動で編集し、ハードコーディングされている英語の要素を各自の母国語に変更する必要があります。

    例えば、CMNログのエラーメッセージ「problem 1005 (CONSTRAINT_ATT_TYPE), data 0, Att 90284 (showInAddressBook)」をフランス語版で使用するとすると、「showInAddressBook」エントリが含まれるすべてのマッピングファイルにおいて、「All Users」(文字列のハードコーディングされた部分)をフランス語の「Tous les utilisateurs」に変更する必要があります。ディレクトリコネクタのマッピングファイルは、C:\Program Files\Quest Software\Quest Coexistence Manager for Notes\Directory Connector\Tools\Global\mapにあります。

    CMNメールコネクタの要件:

    内部ルーティングドメインを使用しない場合は、スマートホストを構成する必要があります(必要に応じて、『CMN User Guide(CMNユーザガイド)』の第3章の「Email Coexistence Before and After CMN(CMN導入前後のEメールの共存)」を参照してください)。

    CMNディレクトリコネクタの要件:

    ターゲットのActive Directoryサーバでは、Exchangeスキーマの拡張機能が必要になります。

    ディレクトリ・コネクタ・サービスを実行するように設定されたアカウントに、読み取り/書き込みアクセス権限を付与する必要があります。少なくとも、ターゲットOUをこのアカウントに委任する必要があります。

    CMNディレクトリコネクタの要件:

    Microsoft SQL Server®へのアクセス(CMNワークステーションにインストールされている場合、または既存のSQLインスタンスに接続することによるアクセス)、および20 GB以上の空きディスク容量が必要です。

    メモ:

    既存(インストール済み)のMicrosoft SQL Server 2012、2008/2008 Express/2008 R2、2005/2005 Express、または2000を使用できます。また、CMN AutoRunインストーラで提供されるリンクから、無料版をダウンロードしてインストールすることも可能です。

    CMNをSQL Server 2008と組み合わせて実行する場合は、管理者のワークステーション上でSQLと通信するSQL 2005 Native Clientが必要です。現時点では、SQL 2008 Native Clientはサポートされていません。

    特にグループやドメインが多数あるサイトでパフォーマンスを最大限に高めるには、Express Editionではなくフル機能版のSQL Serverを使用することをお勧めします。

    SQLへのアクセスに使用するアカウントには、SQLの設定でsysadmin権限とdbcreator権限を付与する必要があります。DCからWindows認証を介してSQLに接続する場合、アカウントに「サービスとしてログオン」の権限を与える必要もあります。

    Outlookエンドユーザのワークステーション: サポート対象のOutlookクライアントのバージョン:
    • メールコネクタ: Outlook 2010(32/64ビット)、 Outlook 2013(32/64ビット)(RTM)、Outlook 2016(RTM)
    • 空き時間情報コネクタ: Outlook 2010(32/64ビット)、 Outlook 2013(32/64ビット)(RTM)、Outlook 2016(RTM)
    メールコネクタに関する注意事項:
    • Notes暗号化メールの復号化では、有効なNotes証明書が必要になります。
    • アクティブなメールの処理では、Notesクライアントが必要になります。このNotesクライアントは、Lotus Dominoサーバに接続する必要があります。
    Outlook Web Accessホストサーバ:

    Outlook Web Access 2010または2013。

    ハードウェア仕様:

    ディレクトリコネクタ:

    • 最小: 500 MBのディスク容量、2 GHzプロセッサー、4 GBメモリ
    • 推奨: 1 GB以上のディスク容量、2コア/4コアプロセッサー、8 GBメモリ

    メールコネクタ:

    • 推奨: 20 GBのディスク容量、4コア + 3 GHz以上のプロセッサー、8~16 GBメモリ
    • 最小: 20 GBのディスク容量、4コア + 3 GHz以上のプロセッサー、4 GBメモリ

    空き時間情報コネクタ:

    • 最小: 20 GBのディスク容量/サーバ、4コア + 3 GHz以上のプロセッサー、4 GBメモリ
    • 推奨: 20 GBのディスク容量/サーバ、4コア + 3 GHz以上のプロセッサー、8~16 GBメモリ
    サポート対象のオペレーティングシステム:

    Windows Server 2008

    • ディレクトリコネクタ: Windows Server 2008 R2(SP1)
    • メールコネクタ: Windows Server 2008 R2(SP1)
    • 空き時間情報コネクタ: Windows Server 2008 R2(SP1)

    Windows Server 2012

    • ディレクトリコネクタ: Windows Server 2012 RTM/R2
    • メールコネクタ: Windows Server 2012 RTM/R2
    • 空き時間情報コネクタ: Windows Server 2012 RTM/R2

    Windows Server 2016

    • ディレクトリコネクタ: Windows Server 2016
    • メールコネクタ: Windows Server 2016
    • 空き時間情報コネクタ: Windows Server 2016

    Windows Server 2019

    • ディレクトリコネクタ: Windows Server 2019
    • メールコネクタ: Windows Server 2019
    • 空き時間情報コネクタ: Windows Server 2019

    Windows Server 2022

    • ディレクトリコネクタ: Windows Server 2022
    • メールコネクタ: Windows Server 2022
    • 空き時間情報コネクタ: Windows Server 2022

    重要: 管理者用CMNサーバは、Exchange ServerおよびNotesサーバとは別のマシンにする必要があります。

    CMNコンポーネントをホストするすべてのコンピュータに関する要件:

    Microsoft .NET Framework 2.0および4.0(Full Framework)。

    (インストールが完了していない場合は、CMNインストーラで表示されるインストール用のリンクをご利用ください)

    アクティブなメールの処理では、Lotus Notesクライアント7.0.3/7.0.4/9.0.1またはLotus Notesの(Eclipseではなく)Basic版8.0.0が必要になります。 v11.01 NotesクライアントもCMNでサポートされます。

    ディレクトリコネクタの追加要件:

    Microsoft PowerShell 3.0以降、64ビット(Windows Server 2012または2012 R2に付属するWindows Management Framework 3.0のコンポーネント。こちらのMicrosoftのリンクでダウンロードすることもできます)。

    (上記のバージョン2.0、3.51、および4.0(Full Framework)に加えて)Microsoft .NET Framework 4.7.2が必要です。

    Questでは、CMNサーバをExchangeと同じドメイン内に置くことを推奨しています。

    メールコネクタの要件:

    TLS 1.2をサポートするには、.NET Framework 4.7が必要です。こちらのMicrosoftのリンクでダウンロードできます。

    Microsoft PowerShell 2.0以降、64ビット(サポート対象のオペレーティングシステムに付属するWindows Management Frameworkのコンポーネント。ダウンロードすることもできます)。

    CMNサーバの設置場所は問いません(ドメインメンバーシップの要件はありません)。

    空き時間情報コネクタの要件:

    TLS 1.2をサポートするには、.NET Framework 4.7が必要です。こちらのMicrosoftのリンクでダウンロードできます。

    Microsoft PowerShell 2.0以降、64ビット(サポート対象のオペレーティングシステムに付属するWindows Management Frameworkのコンポーネント。ダウンロードすることもできます)。追記: 環境によっては、リモートPowerShellを使用してPowerShellレイヤを有効にするために、以下のコマンドが必要になります。

    get-executionpolicy unrestricted

    Lotus Notesクライアント7.0.x~9.0.1をシングルユーザモードでインストールして設定してください。Notesユーザの空き時間情報をネイティブで検索する必要があるため、空き時間情報管理サーバで使用するNotesユーザにはメールファイルが必要です。

    CMNの自動検出およびEWSでは、Microsoft IIS 6.0、7.0、7.5、または8.5が必要です。

    • IIS 6.0、7.0、または7.5の場合: ASP.NET 4.0を使用するには、IISを設定して有効にする必要があります。
    • IIS 8.5の場合: ASP.NET 3.5および4.7を使用するには、IISを設定して有効にする必要があります。

    リソース

    サポートとサービス

    製品サポート

    製品のインストール、設定、トラブルシューティングに、セルフサービスツールをお役立てください。

    サポートサービス

    お客様固有のニーズにお応えできるよう、さまざまなレベルのサポートをご用意しています。