ユーザ同士のシームレスで安全なコラボレーションを可能にし、移行をシンプル化します。Coexistence Manager for Notesは、IBM® Lotus Notes®とMicrosoft® Exchange間のシームレスなコラボレーションを可能にし、NotesとExchangeの共存期間全体にわたってビジネスの生産性を維持します。NotesとExchangeのディレクトリ(ユーザ、グループ、リソース)を同期して、ユーザのコラボレーションを維持できます。また、プラットフォーム間で空き時間情報のクエリを有効にすることもできます。作業のし忘れや遅延のリスクを軽減するため、定期的なミーティングやアクティブなメールを含めたEメールや予定表データの正確性を維持することも可能です。
新機能 — Coexistence Manager for NotesでExchange Server 2019がサポート対象になりました。Domino 6.5.1~6.5.6システム(のみ): CMNと既存のDomino 6環境間のブリッジヘッドとして機能するようにDomino 7または8サーバを設定することにより、DominoとCMNメールコネクタ間の通信を改善します。
*CMNの空き時間情報コネクタは、ホスト型モードでのExchange 2010の実行をサポートしていません。
ExchangeユーザアカウントにExchange表示限定管理者(Exchange 2007)または組織管理(Exchange 2013または2010)のメンバーシップを付与する必要があります。このユーザをWindowsドメインのACLに追加し、「このオブジェクトとすべての子オブジェクト」を適用先として「すべての子オブジェクトの作成/削除」権限を付与する必要があります(ドメインオブジェクトの「プロパティ」 | 「セキュリティ」タブ | 「セキュリティの詳細設定」 | 「編集」)。
Exchange ServerのOSは英語版を使用する必要があります。英語版以外の場合、CMNディレクトリコネクタのマッピングファイルを手動で編集し、ハードコーディングされている英語の要素を各自の母国語に変更する必要があります。
例えば、CMNログのエラーメッセージ「problem 1005 (CONSTRAINT_ATT_TYPE), data 0, Att 90284 (showInAddressBook)」をフランス語版で使用するとすると、「showInAddressBook」エントリが含まれるすべてのマッピングファイルにおいて、「All Users」(文字列のハードコーディングされた部分)をフランス語の「Tous les utilisateurs」に変更する必要があります。ディレクトリコネクタのマッピングファイルは、C:\Program Files\Quest Software\Quest Coexistence Manager for Notes\Directory Connector\Tools\Global\mapにあります。
内部ルーティングドメインを使用しない場合は、スマートホストを構成する必要があります(必要に応じて、『CMN User Guide(CMNユーザガイド)』の第3章の「Email Coexistence Before and After CMN(CMN導入前後のEメールの共存)」を参照してください)。
ターゲットのActive Directoryサーバでは、Exchangeスキーマの拡張機能が必要になります。
ディレクトリ・コネクタ・サービスを実行するように設定されたアカウントに、読み取り/書き込みアクセス権限を付与する必要があります。少なくとも、ターゲットOUをこのアカウントに委任する必要があります。
Microsoft SQL Server®へのアクセス(CMNワークステーションにインストールされている場合、または既存のSQLインスタンスに接続することによるアクセス)、および20 GB以上の空きディスク容量が必要です。
メモ:
既存(インストール済み)のMicrosoft SQL Server 2012、2008/2008 Express/2008 R2、2005/2005 Express、または2000を使用できます。また、CMN AutoRunインストーラで提供されるリンクから、無料版をダウンロードしてインストールすることも可能です。
CMNをSQL Server 2008と組み合わせて実行する場合は、管理者のワークステーション上でSQLと通信するSQL 2005 Native Clientが必要です。現時点では、SQL 2008 Native Clientはサポートされていません。
特にグループやドメインが多数あるサイトでパフォーマンスを最大限に高めるには、Express Editionではなくフル機能版のSQL Serverを使用することをお勧めします。
SQLへのアクセスに使用するアカウントには、SQLの設定でsysadmin権限とdbcreator権限を付与する必要があります。DCからWindows認証を介してSQLに接続する場合、アカウントに「サービスとしてログオン」の権限を与える必要もあります。
Outlook Web Access 2010または2013。
ディレクトリコネクタ:
メールコネクタ:
空き時間情報コネクタ:
Windows Server 2008
Windows Server 2012
Windows Server 2016
Windows Server 2019
Windows Server 2022
重要: 管理者用CMNサーバは、Exchange ServerおよびNotesサーバとは別のマシンにする必要があります。
Microsoft .NET Framework 2.0および4.0(Full Framework)。
(インストールが完了していない場合は、CMNインストーラで表示されるインストール用のリンクをご利用ください)
アクティブなメールの処理では、Lotus Notesクライアント7.0.3/7.0.4/9.0.1またはLotus Notesの(Eclipseではなく)Basic版8.0.0が必要になります。 v11.01 NotesクライアントもCMNでサポートされます。
Microsoft PowerShell 3.0以降、64ビット(Windows Server 2012または2012 R2に付属するWindows Management Framework 3.0のコンポーネント。こちらのMicrosoftのリンクでダウンロードすることもできます)。
(上記のバージョン2.0、3.51、および4.0(Full Framework)に加えて)Microsoft .NET Framework 4.7.2が必要です。
Questでは、CMNサーバをExchangeと同じドメイン内に置くことを推奨しています。
TLS 1.2をサポートするには、.NET Framework 4.7が必要です。こちらのMicrosoftのリンクでダウンロードできます。
Microsoft PowerShell 2.0以降、64ビット(サポート対象のオペレーティングシステムに付属するWindows Management Frameworkのコンポーネント。ダウンロードすることもできます)。
CMNサーバの設置場所は問いません(ドメインメンバーシップの要件はありません)。
TLS 1.2をサポートするには、.NET Framework 4.7が必要です。こちらのMicrosoftのリンクでダウンロードできます。
Microsoft PowerShell 2.0以降、64ビット(サポート対象のオペレーティングシステムに付属するWindows Management Frameworkのコンポーネント。ダウンロードすることもできます)。追記: 環境によっては、リモートPowerShellを使用してPowerShellレイヤを有効にするために、以下のコマンドが必要になります。
get-executionpolicy unrestricted
Lotus Notesクライアント7.0.x~9.0.1をシングルユーザモードでインストールして設定してください。Notesユーザの空き時間情報をネイティブで検索する必要があるため、空き時間情報管理サーバで使用するNotesユーザにはメールファイルが必要です。
CMNの自動検出およびEWSでは、Microsoft IIS 6.0、7.0、7.5、または8.5が必要です。